詳しいプロフィールでも書きましたが、渡米し労働許可が下りて、自動車免許を取得後、割とすぐに仕事を初めて、いくつかの職場を経験してきました。その頃(20年位前)はまだコンピューターもインターネットも今ほど一般家庭に普及されていなかったので、口コミでお仕事の話が舞い込んできました。今は、インターネットで仕事探しが普通ですが、、、。
(Covid19渦中による経済活動復帰のまっただ中の現在では、人手不足のレストランなどでは”Hiring”というサインが窓に貼ってあるのを最近よく見ます。ネット環境がない人たちにとってはこういうサインを見て直接就職の交渉を店舗でする人もいると思います。-2021年6月)
この記事は経済的自立には欠かせないアメリカでのお仕事探しのアドバイスです。(これは日本の場合ではありませんが、特に特技や有能資格のない、英語もそこそこの普通の日本人の中年おばさんも何とかアメリカで働いているので、日本でお仕事をやっていなくて、働くことに興味がある人達にもそれぞれの地域で挑戦してもらいたいです。)
indeed.com
日本でもこのサイトのサービスがありますが、アメリカでの最も一般的な就活サイトです。勤務地や職種で職場が探せます。履歴書も作成して、ダウンロードもできます。赤印の所に職種や地域を入力すると、希望の募集内容が絞れます。

edjoin.com
学校等でお勤めしたい人向け。(私の現職はこのサイトから申し込みました。)赤印の箱に職種と地域を入れます。Certified(免許必須)とClassified(その他)の分類がありますが、私はアメリカでの教員免許がないので、Classifiedの職種しかできません。

vivinavi.com
日本語のお仕事を探している人向け。(日本食レストランや日系企業のお仕事が多いいですが、時々領事館のお仕事などもあります。)右の写真のサイトはびびなびWorldですが、地域別のページに行って、仕事探しのページに行くと、その地域の募集が見れます。

linkedin.com
人脈作りに役に立つサイト。indeed.com同様、お仕事探しもできます。私はつながりが4人しかいませんが、お仕事での人脈作りに役立ちますね。元は英語のサイトですが、これは日本語設定になってます。

USPS(アメリカの郵便局)のお仕事
公務員関係のお仕事は市民権をもっていないといけないものが多いですが、郵便局での就職には永住権があれば応募できます。福利厚生も一般企業より条件が良いと思うので、安定を狙うのなら郵便局での就職も悪くはないと思います。ちなみに、私は受けてみましたが、採用とはなりませんでした~。黄色の印のSearch Jobsをクリックして州を選択すると、募集内容が見れます。

jobs.fastretailing.com
全世界のファーストリテイリンググループの採用情報が見られます。ユニクロなどで働いてみたい人は覗いてみたらいかかでしょうか。

glassdoor.com
職場の評判を調べるのに役に立つサイト。ガラスのドアという名前の通り、職場環境がよく分かるはずのサイトで、お仕事探しもできます。以前勤めていた人や現在所属の人からの投稿頼りの情報なので、全ての会社が載っているわけではありません。また、人それぞれの意見なので、同じ会社でも評判に差が出ます。ポジションや勤務地などによっても意見が変わります。右の写真のはユニクロの情報です。リビューを見るにはアカウントを作り、自分もどこかの会社の評判の情報を出さないと見れないようです。

自分を売り込む

~就活中の人はどんどん自分の宣伝をしましょう。~
先に述べたindeed.com、linkedin.comやglassdoor.comに履歴書を入力して公開しておくと、興味を持ってくれた募集企業や転職エージェントから連絡が来ます。条件が合わなければ、興味がないと返事をするだけです。コメント欄にちょっと一言入れておくと、自分自身の気持ちがすっきりするので私は少しコメント欄に、「ご連絡ありがとうございます。ですが、、、」という感じのお断りのメッセージを簡単に入れてました。これは入れなくても別にいいとは思います。
履歴書を定期的に更新しておくと募集側の検索結果の上位に表示されると思いますので、公開した後も履歴書をそのままにしておくよりは時々更新してみるのもいいと思います。条件がよさそうな企業からの連絡があったら、興味がありますと返事をし、何度か連絡をやりとりした後、能力テストや面接という運びとなると思います。
未来の職場がどんな所かの調査の重要性

3年間務めたプリスクールはとても居心地のよい環境でしたが、1日3時間だけのポジションだったので、収入が低いのと、3時間だけだと健康保険に加入できないということで、6時間のポジションで健康保険にも加入できる違うプリスクールに転職をしました。知り合いの紹介ということもあって、それほど転職先の評判などの下調べもせずにいきなり飛び込んでしまいました。
配属されたクラスに行った初日に、『ああ、この学校の雰囲気は自分には合わない所だ。』と感じてしまいました。とは言っても、一応思い切って転職したので、仕方がない、しばらくは新しい所でも頑張っていこうと思い元の職場に戻ることはしませんでした。第一印象の悪さは的中で、やっぱり前の職場がいかに恵まれていたのかと何度も思い、転職を後悔することになってしまいました。結局は違うポジションで元の職場に1年後に戻ることになりました。
今思えば、もうちょっと正式に採用される前に転職先の下調べをすればよかったととても反省しました。新しい職場が自分に100%合うということはないと思いますが、転職先の下調べをできる範囲ですることをお勧めします。以下は、今度転職するなら、自分ならこんなことをしようと思うリストです。
- glassdoor.com や indeed.comなどのサイトで転職先のリビューがあればそれをよく読む。
- 普段から採用情報をチェックしておく。常に募集しているところは従業員の定着率が低い可能性。
- 実際の職場見学ができたらしてみる。
- 福利厚生、給料、就業時間や配属先など、気になることがあれば、正式採用前でも恐れずどんどん採用担当に質問する。
- 実際に働いている人にコンタクトが取れれば、職場の事情を聴く。
アメリカでの職歴 (時系列で、下に行くほど最近となってます。)

- 電話会社で日本語のカスタマーサービス (1年ほど勤務。)
- 日本人補習校教師 (土曜日のみ8年ほど勤務。)
- モンテッソリー系プリスクールでの2-3歳児の先生。(モンテッソリー教師養成学校に通いながら、インターンという形で、2年間勤務。下の子供も同じ学校に通学。)
- 公立のモンテッソリー系小学校でティーチャーエイド (キンダーガーデン、小1のクラス。7年勤務。子供2人ともこの学校に通学。)
- ~未亡人になり引っ越し~
- 引っ越し先の公立現地校付属のプリスクールのエイド(1日3時間のみ。3年ほど勤務。)
- 違うプリスクールのアソシエイトティーチャー(エイドよりは責任はあるが、先生ほどではない。副担任という感じ。1年ほど勤務。)
- 公立現地校の重度障がい児のエイド(身体障がい児や重度の障害のある児童のサポート。2年ほど勤務。)
- 同じ学区の行動問題児のエイド(現在のポジションで1年目。2020-21年度は重度障がい児のエイドのポジションがなかったので、こちらに移動。普通学級所属のADHDやアスペルガー持ちの児童がスムーズに学校生活が送れるようにサポート。今年はずっとオンラインで支援。もう夏休みになったので、来年度は違う児童のサポートになる可能性は大。)
学校での勤務がほどんどですが、日本でも臨時講師として学校に勤めていたこともあり、なぜかアメリカでも学校で働くことになっています。引っ越し先では何でもやるぞという気持で、違う職種にも応募しましたが、面接に遅刻したため不採用になったり(引越ししたばかりで、土地勘があまりなかったという言い訳💦)、採用になってもなぜかその後の連絡の行き違いなどで、結局現在の職場である学区にすんなり採用されて現在に至っています。公立校ということで、一応安定しているし、アメリカ生活には必須の健康保険の加入もパートタイマーでもできるので、今の職場は日本に永住帰国という理由以外では、しばらく辞めるつもりはありません。
まとめ

いろいろ長々と書きましたが、どれもパートタイムです。その理由は子供たちの送迎にはやっぱりパートの方が融通がきいたからです。現在は子供たちも大きくなって、運転も自分でできるので、もうその心配はないのですが、高校までは親の送迎が必要でした。アメリカでは車での送迎が一般的なので、仕方がなかったです。フルタイムで働いたことのない私が偉そうにこんなことをアドバイスをするのは何とも恐縮してしまいますが、参考にしていただければ幸いです。
コメント