流れが悪くてシャワーの時に水がたまってしまったときの対処法です。詰まりの原因は髪の毛だったり、石鹸のかすや体から出る油だったり、普段から排水口に網を付けて、髪の毛などをシャワーのたびに取って気を付けていても、どうしても排水管の中が詰まりだしてしまいます。
- ベーキングソーダ 1カップ
- お酢 1カップ
- 熱湯 お鍋または薬缶にいっぱい
- ごみ取りに使える長い針金など。
- ラバーカップ(plunger の発音) トイレ以外用に小さめなのがあるといいですね。
レベル1
一番手っ取り早いのは、指の入る範囲で排水口になにか詰まっていないか確認する作業です。まず、備え付けの排水口の金具を取り外します。外せない場合でも以下の手順をやってみてください。長い針金などを排水口に入れて、つまりの原因になっているものがないか確かめます。この作業だけで流れるようになるかもしれません。何も特に溜まっていなくても、まだ流れが悪いときは次のようにします。
レベル2
まずは、やかんかお鍋いっぱいの熱湯を排水溝から少しずつ入れていきます。これで流れてくれればラッキーです。
次の手は、べーキングソーダーを1カップほどとお酢1カップほどを混ぜた液体を排水口から流し入れます。(これは、少しずつベーキングパウダーを入れて、その後にお酢を少しずつ流し入れるというのを、何回かに分けて入れるという方法でもいいです。)そのあと、排水溝にふたをして、管の中でシュワシュワ~と気泡の力で中のぬめぬめを取ってきれいにしてくれるのをできるだけ長く(最低20分~一晩)待ちます。私が最近これをやった時は、3時間くらいで綺麗になりました。
何時間か待った後、大きいお鍋一杯に沸かした熱湯を少ーしずつ排水溝に流し入れて、ベーキングパウダーとお酢がお掃除してくれた管の中に残っている詰まりの原因を押し流してくれるようにします。もう一回お鍋一杯の熱湯をこの後に流すと、確実に流れるようになります。
レベル3
流れがまだいまいち悪い場合は、ある程度お水がたまった状態でラバーカップを排水口にしっかりポンプを押し当てながら、上下に動かし、管に空気を送り流してみます。空気の力で詰まったものが押し出されます。
レベル4
以上の方法で解決してくれればホット一息です。まだ流れが悪いとなると、この方法をまた繰り返して、それでもだめでさらに状況が悪化する場合は、しかたがありませんが、プロ(Plumber/プラマー/配管工)のお世話になります。私の場合はアパートなので、マネージャーに助けを求めます。最初からマネージャーに頼んじゃったほうが楽なのではと思いますが、マネージャーを呼ぶとしばらくトイレが使えなかったりします。特に今はみんな家にいるので、できるだけ大きな修理は避けたいと思う今日この頃です。また、自分で何か解決できた時の快感がたまりません。
予防策
定期的に熱湯を流したり、ベーキングパウダーとお酢を使った排水管の中のお掃除をしておくと、詰まりにくくなるります。
配管が金属の場合だけ、熱湯を使うようにして下さい。PVC(塩化ビニール)パイプの場合は、熱湯を使うのは避けてください。

ベーキングパウダーとお酢を1カップずつで簡単に排水管の中のお掃除ができます。
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