日本〜アメリカ 長〜い 小包の旅

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同僚に頼まれて、ある品物(スイッチのゲーム)を日本の家族に送ってもらった時のお話です。
(2022年2月上旬発送)

まず、2月5日に家族のいる市内の本局でEMS便として発送しました。

2月下旬ごろになっても荷物が届かないので、EMSのトラッキングを確認すると、2月12日に名古屋から発送された記録を最後にその後の記録がないことがわかりました。そのうち次の通過点の記録が付くだろうと気楽に構えていましたが、3月に入っても全くトラッキング情報に変わりなしで、少々心配になり毎日朝晩トラッキングの確認をすることにしました。

すると、3月5日にやっとロサンゼルスの税関に着いたという情報が付きました。その2日後、税関を無事に通過し、8日には近郊の郵便局に到着ました。そろそろ配達されるかな、と期待をしながら待ちますが、一向に配達されませんでした。

EMSのトラッキングには8日に「配達を試みた」とありましたが、自宅に不在証のようなものもなく、どうしたことやら、と思い2日位待っても一向に配達の気配がありませんでした。

どうしたものかと思い、EMS便はアメリカ到着後、どの配達機関が受け持つかもグーグルで調べ、どうやらUSPSの管轄と言うことがわかりました。USPSのwebサイトからトラッキング番号を入れ(EMS便と同じ番号)、調べてみると、なんとも奇妙な誤配達らしい形跡が見られました。どうやら、うちの住所の郵便番号と似ている郵便局に何回も届けられ、そこから配達に出てもまた同じ場所に戻り、そこからまた似たような郵便番号の郵便局に届けられ、そこでも配達に出てもまた戻り、夜には地域の集荷センターのような所に送られてしまってました。そして、次の日の朝早くにその集荷センターを出て、同じ郵便局にまた届き、そこから、また同じ違う郵便局に送られ。。。とその3箇所をぐるぐると行ったり来たりしているようでした。

これはおかしいと言うことで、はっとあることが心配になり、確認してみました。それは、家族に自分の住所を教えた時、なんと郵便番号の番号を一つ間違えてしまっていたのです。例えば、アメリカの郵便番号は6桁ですが、家の郵便番号が12345なら、12245というように一つ番号を間違っているということです。この間違いがわかったことで、なぜなかなか配達されないかという問題がわかり、よかったのですが、ここからまだ配達されるには何日かかかります。

この間違いにわかった頃は、まあ、アメリカの郵便局員も字が読めないわけじゃないし、その間違えた郵便番号の局は隣の市だから、こう何回も誤配達があると弾かれると、誰かが確認してくれて郵便番号を書き替えてくれるだろうとのんびり構えていました。ところがまた同じ3箇所をぐるぐる回るループにその後5日ほど。。。

まず、金曜日に仕事がいつもより1時間ほど早く終わったので、誤配達された郵便局に行ってみようと思い、意を決して行ってみることにしました。いつもと違う郵便局で、違う場所に並んでしまったり、前の人が長く掛かったりで (アメリカのレジなどの係員は列が長いのに全く急ぐ様子がなく作業するのが通常)、ようやく自分の番になりました。この小包を探していると伝え、EMSのトラッキング番号を渡し調べてもらいました。すると、ちょうど地域の集荷センターにまた送られてしまったよ、と言われ、この電話番号に連絡するといいよとメモをもらいました。そこには11時から3時まで、と書いてあり、2時58分くらいだったのですが、とにかく電話をしてみようと思いしてみたら、運よく担当者の方が電話に出てくれました。自分の小包が配達されないのは郵便番号がひとつ違うから、と説明し、担当者の方も連絡して修正してもらうと言ってもらい、ひとまず安心しました。その後、その荷物が通常ラインから除外されたというメッセージが入ったので、きっと次は自分の家の郵便局に届くと思いながら、次の日の土曜日の朝を迎えます。

土曜の朝8時半ごろ、郵便局からのテキストメッセージが入りました。期待してみてみると、なんと、また同じ2つの間違った郵便局を行ったり来たりしていました。最後に届けられていたのは昨日行ったところと同じ郵便局でした。調べると、そこは土曜日は9時に開くということで、仕事もないので、思い切ってまた行ってみることにしました。8時半にその郵便局に着いたのが最後で、次のメッセージがまだ来ていなかったので、早くいけばまだそこに荷物があるということを期待していきました。

受け取りのカウンターでは、私の前の人がまた時間がかかっていました。もう早くしてーと思いながら、10分ほど我慢強く待ち、やっと自分の番になり、昨日の人とは違う人が担当してくれました。まず、EMS番号を渡して、調べてもらうと、長〜い配達履歴を印刷してきて見せてくれました。そして、ちょっと待ってて、と言われ、15分くらい待ちました。ここで発見されることを祈りながら。。。。私の他にも、行方不明の郵便物の捜索で待っている女の人と一緒に待ちました。

そして、その担当の方が自分の小包らしきものを持って出てきてくれました。そして、「見つけたよー。」と。私は、感動で、何回もありがとうと言いました。その時はこの担当者が女神に見えたくらいでした。最後に、彼女に仕事の評価のお願いをされたので、もちろんいいリビューを書くね、と伝えました。これで、この小包の長〜い配達の旅が無事に終わり、同僚にも頼まれたものを手渡すことができました。もちろん、局員のレビューもすぐに書きました。

このことでの教訓は、郵便番号は間違えないように。。。特に海外やアメリカで送る場合は気をつけた方がいいですね。以前、日本で住所を少し間違えて荷物を送ったことがありますが、きちんと届きました。改めて日本のサービスの質の高さに感心させられました。皆さんも、海外などでのちょっとしたトラブルは経験したことはありますか。あったら、コメント欄に書いてくださるといろいろ勉強になります。

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